プロフィール

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表プロフィール

市原 義文(イチハラ ヨシフミ)

株式会社シャイン&コー 代表取締役社長

 

 カオス(混沌とした)事業をコスモス(整然とした)事業に変革していくリビルダーであり、

新規事業を立案し、具体的なプロジェクト組成、実現するためのハンズオンコンサルタントでもある。モットーは「どうせやるなら面白く」。限られた時間を同じように使うならば、全ての断面で面白くありたいといつも願う。

 1967年に熊本県で生まれたが、外資系企業に勤める父親の転勤に伴い、数年での転校を繰り返す。転校を通じた新しい環境下での適合やリーダーシップ発揮経験が今後に大いに活かされることになる。

 学習院大学卒業後、東京に本社があった国内最大手のひとつである自動車メーカーに就職。システムエンジニアとして生産管理システムの設計、プログラミング、プロジェクトマネジメントの他、英国、タイでの大規模プロジェクトを主導するなど、多岐に渡る業務改革プロジェクトに約10年間従事。

 外資系コンサルティングファーム(当時のBIG4のひとつ)からのヘッドハンティングを受けキャリアチェンジ。主に、業務改革(BPR)、マーケティング関連(CRM)のプロフェッショナルとして、投資銀行買収企業の再構築案件や、FMCG業界におけるBPR、CRMプロジェクト、製造メーカーにおけるバックオフィス系BPRなど業界を超えた多種多様なプロジェクトをリーダーとして主導。

 国内大手コンビニエンスストアの株主変更に伴い、業績V字回復のための人材としてヘッドハンティングされ転職。CIOオフィス責任者を皮切りに、経営戦略部門、マーケティング部門、新規プロジェクトなど部門横断的な業務・ポジションを歴任。スーパーバイザー業務改革プロジェクト企画を始め、商品開発プロセス改革プロジェクト、管理会計プロジェクト、業界初の高速通信ネットワーク全店導入とポイントを使った店舗サービス構築、業界初のセルフレジの開発と導入、全店POSレジ切替と業務改革プロジェクト主導などを推進。また、現在で国内で最大のポイントカードである「PONTA」プロジェクトを企画し立ち上げまで実行(現在の会員数は約1億人)。

 2010年に中小企業診断士の資格を取得(2023年現在は失効)。資格取得を通じて、中小企業の将来的リスク、プライベートエクイティを始めとするファンドの存在を強く意識する。

 2013年に国内最大政府系ファンドの投資先からヘッドハンティングされ、産業機械製造メーカーにて新規ビジネス立ち上げを行う。新規事業をひとりで立上げ、2年間で売上高45億円を売り上げ、また営業利益率20%を超えるビジネスをリビルドしたことで、会社収益に大きく貢献。赤字体質の企業収益を改善することで全社の勢いが好転した。その後、新車やレンタル、リース、メンテナンスサービス事業の責任者になり事業間連動を強化。赤字企業であったが100億円前後の営業利益実現に貢献できた。同メーカーをファンドがEXIT後、PMIプロジェクトを経験し退職。

 その後、世界最大のPEファンド投資先からヘッドハンティングされ、衛生や洗剤等の商品製造メーカーのマーケティング・商品開発部門責任者として従事。低収益商品を強力にディスコンし、差別化しにくくなっている商品価値見直しのために、独自の商品価値評価手法と導入。安易な商品開発を防止するだけでなく、販売と開発部門の連携強化(販開一体)を推進し、収益改善に貢献。

 2018~2020年にかけて、300億円規模の中堅ファンドによる出資先(全国展開する嗜好性の高い商品を扱う小売チェーン)に取締役副社長(就任時は専務取締役)として従事。IPOを含めたEXITのために売上利益を生み出せる組織体制や仕組み作りをミッションに2年間限定で遂行した。就任1年目で全社売上前年比125%を達成。創業50年を超える老舗であったが売上額を初めて大台に乗せ、赤字からも脱却することができた。

 2020年4月に、これまでの経験や手法をさらに多くの企業に広めるために、株式会社シャイン&コーを設立。実際にクライアント企業の経営層に「マネジメント代行」として参画し、ハンズオンで経営改革を実践中である。

 2021年8月までの1年間は、総合ベーカリーチェーンと、高級食パンフランチャイズ本部の2社において、それぞれの企業が抱える本質的なテーマに経営層のひとりとして入ることで、実際の経営課題の定義から解決手法設定、実際の解決までを多数のスタッフを巻き込み、ハンズオンで実践。しっかり数字面や意識改革面で成果を創出。
 2023年7月末までWeb3、メタバース、ブロックチェーンゲーム、NFTなど、新しい領域に進出し、海外プロジェクトの支援を行い、ブロックチェーンゲームのローンチを実現した。

 現在も、複数のプロジェクトに「マネジメント代行」として参画。主なテーマは、米国マーケット進出、国内ベンチャー企業販売拡大、企業再生を行っている。